五要穴(陰経)

 原穴 郄穴 絡穴 募穴 兪穴
足の厥陰肝経 太衝 中都 蠡溝 期門 肝兪
手の少陰心経 神門 陰郄 通里 巨闕(任) 心兪
足の太陰脾経 太白 地機 公孫 章門(肝) 脾兪
手の太陰肺経 太淵 孔最 列穴 中府 肺兪
足の少陰腎経 太渓 水泉 大鐘 京門(胆) 腎兪
手の厥陰心包経 大陵 郄門 内関 膻中 厥陰兪
臨床上、特に重要な作用を持つとされている経穴で、診断・治療に使う頻度が高い。

原穴 :原気(元気)が多く集まるところ、臓腑の病
郄穴:経絡と経気が深く集まるところ、急性疾患
絡穴:本経脈が他の経脈と連絡するために分岐するところ、慢性症状
募穴:臓腑の気が多く集まるところ、陽の病(腑の証)
兪穴:臓腑の気が注ぐところ、陰の病(臓の証)